「ペットに癒し効果があるって本当?」
「HSPでもペットを育てられる?」
「結構お金がかかるって聞いたけど…」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
ペットなどの動物に触れると、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌され、ストレスを解消して癒し効果が得られます。
さまざまな刺激に晒されて、生きづらさやストレスを感じやすいHSPは、ペットとの触れ合いから得られる癒し効果がとてもおすすめです。
他にも、小さな命を育てていることから得られる自己肯定感も上げられるため、自己肯定感が下がりやすく、自分を責めやすいHSPにとってはうれしい効果です。
この記事では、以下について解説します。
- HSPがペットを飼うことで得られる効果
- ペットを飼うデメリット
- HSPに猫がおすすめな理由
HSPの私が猫を飼って感じたことをもとに、書いているのでぜひ参考にしてくださいね。
このアイコンの猫は、飼っている猫をモデルに描いてもらいました!
HSPの私がペットを飼って感じる3つの効果
HSPのあなたはペットを飼っていますか?
私は、生まれてからずっと猫を飼っています。そして、ひとり暮らしの今も、猫と同棲中です。
そんな私にとって、ペットは日々の疲れや悩みなどを消し飛ばしてくれる最高の相棒。
HSPのあなたにもぜひ、ペットパワーで癒しの日々を過ごしていただきたいです。
ここでは、長年ペットを飼っているHSPの私が感じる、ペットを飼う3つの効果をご紹介します。
- 癒し効果が絶大
- 自己肯定感が上がる
- ペットのために頑張れる
ペットがいなかったら、ここまでやってこれなかったと感じたことは数えきれないほどあります!
癒し効果が絶大
アニマルセラピーというものをご存じですか?
心を癒すために、動物と触れ合うことをアニマルセラピーといいます。 動物との触れ合いは、幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンを分泌します。
オキシトシンの効果は、抗ストレス作用や抗うつ作用です。ペットと触れ合うことで日々のストレスが解消され、癒し効果が得られます。 ペットとの触れ合い始めてから10分ほどで分泌されるので、短時間で幸せな気持ちになれます。
触れ合わなくても、幸せそうに寝ていたり、元気に走り回っている姿を見たりするだけでも、つい笑みがこぼれてしまうので、癒しが欲しい人にはペットはとてもおすすめです。
自己肯定感が上がる
ペットを迎え入れるということは、その子の命に責任を持つこと。
飼い主であるあなたが、世話をしないとペットは生きることができません。
つまり、ペットはあなたを必要としています。 相手から必要とされていると感じることは、自己肯定感に繋がります。
そのため、自分の存在が大切なペットの命を守っていると自分で認めることで、自分の大切さや価値の認識に繋がるのです。
自己肯定感が低い方でも、身近な存在から少しずつ自己肯定感に繋げていきましょう。
ペットのために頑張れる
職場でのストレスに悩んでいたり、働く目的を見いだせなかったりする人は、ペットのために頑張ると考えるのもおすすめです。
私自身も、猫のご飯や一緒に過ごす家のために働いています。
また、猫を育てるうえで飼い主の健康も重要です。
私がいつもネガティブだったり、しんどそうにしていたら、猫に心配をかけてしまうと頑張っていました。
ペットは、人間が思っているよりも敏感で、落ち込んでいるときや悩んでいるときは、静かに寄り添ってくれます。
飼い主とペットという関係ですが、互いを必要として守り合える関係を築いて、幸せな日々が送れるようになりますよ。
HSPがペットを飼う3つのデメリット
HSPが幸せを感じるために大きな手助けをしてくれるペットですが、飼うことによるデメリットも存在します。
ここでは、以下の3つのデメリットについて紹介します。
- 喪失体験
- 購入や育てる際のコスト
- 環境の制限
メリットとデメリットを知ったうえで、迎え入れるかを検討してくださいね!
喪失体験
残念ながら、犬や猫、鳥などの動物は私たちよりも寿命が短いです。
そのため、ペットが弱っていく姿を見届けることは避けられません。
大切に育てて、どんな時も一緒に過ごしてきた家族だからこそ、悲しくて辛い喪失体験になります。
私自身も、今飼っている猫の前に飼っていた猫を、お見送りした経験があります。
その時は小学生でしたが、当時のことをすごく覚えています。
だからこそ、今の猫は元気なうちにたくさん遊んだり、おいしいご飯をあげたりしたいですし、後悔が残らないくらい幸せにしてあげたいと思っています。
また、ペットの喪失体験は、動物だけではなく人にも優しくなれます。
悲しい体験だからこそ、得られることもあります。
購入や育てる際のコスト
一般社団法人ペットフード協会「令和4年(2022年)全国犬猫飼育実態調査」によると、猫を育てるのにかかる生涯費用は264万円だそう。 購入する際や日々の食事代、病院代などの総合計です。
種類や大きさなどによって、多少の誤差はありますが軽い気持ちで飼える金額ではありません。
もちろんお金だけではなく、世話をする時間が必要であることも、忘れないでください。
環境の制限
まず、犬や猫のペットを飼うためには、ペット可の物件である必要があります。
私の経験上、ペット可の物件であっても、追加で10万円払わなければいけない場合がありました。
さらに、種類によっては庭や広い家がないとストレスになったり、毎日散歩が必要な場合もあります。
在宅ワークをしている方にとっては、鳴き声や画面に映ってしまうことで、業務ができない場合も。
特に猫は、平気でキーボードの上に座ったり、打合せ中に画面に入り込んだりするので注意が必要です。
そこが猫の可愛いところなんですがね…
HSPがペットを飼うなら猫がおすすめ!
猫を20年以上飼っている私がHSPに猫がおすすめな理由を、以下の3つ紹介します。
- 距離感が心地いい
- 散歩が不要
- 寂しさを埋めてくれる
猫は正義!
距離感が心地いい
猫はぴったりくっついてゴロゴロいったり、膝に座ったりしたかと思えば、ふんってどっか行ったりします。
そのツンデレさがすごくかわいい。
落ち込んでるときには、静かにそばにいてくれたり、元気なときは遊んでアピールをしたりなど、私以上に私の気持ちに敏感な気がします。
猫との居心地の良すぎる距離感がたまりませんよ。
散歩が不要
猫は、基本的に散歩がいりません。
ベランダで洗濯物を干しているときについてくるくらい。
散歩が必要なペットの場合、毎日散歩をしないとストレスに繋がってしまいます。
自分の体調が悪い時でも散歩に行く必要があるので、負担に感じることも。
猫はその心配がないので、インドア派が多いHSPにとっては育てやすいといえます。
寂しさを埋めてくれる
猫に限らずですが、ペットは寂しさを埋めてくれます。
ひとり暮らしでも、ひとりの寂しさを全く感じずに過ごしてきました。
どんな時も出迎えてくれて、一緒に寝たり、遊んだりして、幸せな時間を共有できます。
特に猫は、ぴったりくっついて寝てくれるのが嬉しいポイント。
寂しくて悲しい夜だとしても、猫が温かく包んでくれます。
HSPはペットと過ごして、幸せになろう!
ペットは私たちに幸せを運んでくれます。
ここで紹介した、ペットを飼うことで得られる効果とデメリットを再確認しましょう。
- 癒し効果が絶大
- 自己肯定感が上がる
- ペットのために頑張れる
- 喪失体験
- 購入や育てる際のコスト
- 環境の制限
様々な刺激や考えすぎてしまう性格から、ストレスを溜めやすいHSPこそ、ペットからの癒しパワーで回復しませんか?
どんな時でも、そばにいてくれるペットは、あなただけの見方になってくれますよ。