HSPにこそ知ってほしい睡眠の3つの効果！良質な睡眠をとろう！

「HSPにとって最も効果がある睡眠時間は？」
「睡眠の効果って疲労回復だけじゃないの？」
「たくさん寝すぎても良くないって本当？」

このようなお悩みをお持ちではありませんか？

刺激に敏感で疲れやすいHSPは、寝すぎる人が多い印象ですが、中には眠れない夜に悩まされている方も。日々の疲れやストレスを解消するために、睡眠は重要です。

この記事では、以下について解説します。

睡眠を見直して、あなたにとってベストな睡眠がとれるように、心がけてくださいね。

HSPは睡眠の悩みが多い？

さまざまな刺激に敏感で繊細なHSPは、睡眠に関して悩むことが多いです。ここでは、HSPの悩みの一つである睡眠について、以下の2つを紹介します。

HSPに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

ふきだし：私自身も、疲れすぎていると12時間ぐらい寝続けたり、逆に疲れているはずなのに寝れなかったりと、睡眠で悩むことが多いです、、、。

眠れない

HSPの睡眠に関する悩みとして「眠れない」が挙げられます。
眠れない主な原因としては、過度なストレスにより交感神経の働きが高まり、眠るはずの夜でも体が活動する状態になってしまうことが考えられます。

交感神経は、自律神経の中で人が緊張するときに優位になる神経です。

しかも、刺激に敏感なHSPはストレスから解放されたとしても、物音や光の刺激から、覚醒してしまい眠れなくなることも。

寝すぎる

逆に、日常で刺激を受けすぎて疲れ果ててしまい、一度眠ると回復するために何時間も寝てしまうこともあるHSPさんも。
疲れやすいHSPにとって、睡眠はとても重要です。

しかし、たくさん寝たはずなのに疲れが取れていない場合は、睡眠の質が悪い可能性があります。

HSPだからこそ重要な睡眠の3つの効果

刺激に敏感で疲れやすいHSPが、ストレスを解消して疲れを癒すには、睡眠が効果的です。ここでは、睡眠で得られる効果について、以下の3つを紹介します。

睡眠の大切さを確認してくださいね。

疲労回復効果

睡眠をとると、「成長ホルモン」が分泌されます。

「成長ホルモン」とは、ダメージを受けた細胞の修復や再生、肌のターンオーバーを正常化させる役割を担っています。日常で傷ついた体を睡眠中に回復してくれます。

質の良い睡眠をとると、体の疲れを回復したり、肌をきれいにしてくれたりとうれしい効果がたくさんあります。明るく元気に過ごすためにも、十分な睡眠をとることを心がけましょう。

心を整える効果

日々蓄積されたストレスは、不安やイライラなど精神的に不安定な状態を引き起こします。十分な睡眠をとると脳を休ませることができ、心を整える効果が期待できます。

心が荒れているときは、大脳にあるニューロンが必要以上に興奮している状態なので、脳を休ませることでニューロンの興奮を沈めてあげましょう。

免疫力を維持する効果

睡眠をとると、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」が働きだします。

「メラトニン」は睡眠を促すだけではなく、免疫力を向上させる効果があります。そのため、免疫力を向上させる白血球や赤血球、リンパ液を作り出してくれます。

免疫が高まると、病気やストレスに強くなり、心身ともに健康な状態を維持できます。

HSPは何時間睡眠をとるべき？

ここまで、質の良い睡眠の大切さについてお伝えしてきました。ところで、質の良い睡眠とはどのようなものなのでしょうか？
ここでは、質の良い睡眠をとるために覚えておいてほしい2点について、以下をご紹介します。

睡眠時間が長いから良いというわけではない

疲れた時は、何時間も寝てしまうHSP。私も12時間以上寝てしまうことも多々あります。しかし、睡眠時間が長いと回復量も上がるというわけではありません。

むしろ寝すぎは体に良くなく、糖尿病や心臓病のリスクが高まる原因になることが、ハーバード大学の研究で明らかになっています。

理想の睡眠時間とされている7〜8時間を目途に睡眠をとることを心がけましょう。

人や年齢によって異なる

また、良質な睡眠をとるための適切な時間は、人や年齢によって異なります。
特に、加齢とともに必要な睡眠時間が少なくなるということも報告されています。

年齢はもちろん、ひとり一人の個人の性格や体質によって良質な睡眠時間は異なるため、何時間寝た時の状態が1番良いかを比べてみましょう。

HSPが記録を残す際は、日記がおすすめです。日記の書き方については、以下に記事で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください！

あなたにとって良質な睡眠をとろう！

睡眠の大切さは伝わりましたでしょうか？HSPにとって睡眠は、日々の疲れやストレスを解消するために、とても大切です。

睡眠といっても、その良質さは人によって異なります。ぜひ、あなたにとってのベストな睡眠をとってくださいね。