怒る人は、怒る以外の解決方法をしらないらしい。
過去に怒ることで、相手に自分の意見を押し通すことを経験してしまうことで、「怒る＝成功」と紐づけてしまうらしい。 または、イライラしすぎて思考停止している。
せっかく人として生まれて、いろんな言葉や考え方、協力という手段を知っているはずなのに、怒りで相手を服従させるのは悲しい。 意見を言い合って、互いの考えのいいところを組み合わせたり、どんな思いからでそのような考えにたどり着いたのか、どうしてそうなったのかを言葉で伝えあうことができるはずだ。
たしかに、イライラして怒りをぶつけてしまったり、ひどい態度をとってしまうこともある。 特に親しい人だと、許してもらえると自分の態度を出しやすい。
しかし、親しい相手だからこそ、互いの意見を言葉で伝えあうことが大切だと思う。 もし、自分が嫌な気持ちになったのであれば、それをしっかり伝える。 そうすることで、相手に自分の許せないラインが伝わるし、一緒に解決方法を考えたりもできる。
互いに寄り添い合って、より良い関係を築くのが人間ではないだろうか。 逆に、不機嫌オーラを出したり、何でもすぐに怒鳴り散らすような人とは関わるべきではない。 そういう人には似たような人が集まるし、ストレスもたまるし、もしかすると自分も似てしまうかもしれない。
環境も関わる人も自分で選べる。 無理に我慢する必要なんてない。
自分が好きな自分でいられる相手と、一緒に過ごせるようにしよう。
