今週も無事にエッセイをかけた。先週から、毎週金曜日に1週間で考えたことや新しい価値観、振り返りをエッセイに残そうと決めた。いつまで続くかわからないけれど。
そのために、毎日書いている手書き日記に、エッセイで詳しく掘り下げたい経験や物事にマーカーを引いたり、1週間ごとのメモ（最近はOne Noteに手書きメモすることが多い）としてネタを書き留めておくことにした。
これまでは、1つの物事について1投稿にしてきたけれど、これからは1投稿に1週間分の記録を残す形で続けていきたい。
また、続けていく中でもっと良い方法が見つかるかもしれないので、いろいろためしていくことにする。
最近は全然本が読めなかった。1日1時間以上は本を読んでいるくらいには、読書が好きなはずなのに、1週間以上読めていなかった気がする。
だいたい図書館で本を借りることが多いのだけれど、薄めの文庫本を1冊（白河夜船）を2週間くらいかけて読んだ。
私が本を読めない時は、たいていメンタルがダメな時（つまりBAD）。小説は誰かの人生を覗く行為だと思っているのだけれど、BADな時は自分の人生に必死で、とてもじゃないけれど他人の人生に干渉している余裕はない。
逆に言えば「本を読めない＝やばい」状態なので、いつもより睡眠を多くとったり、アニメとかYutube動画などぼーっと楽しめるもので、BAD期を乗り越えるしかない。
自分のメンタルの状態が良くない時は、元の状態に戻りたいと思うけれど、私にとって元の自分（正常であるはずの自分）とは、どんな自分だろう。
元の普通の自分がどんな状態だったか思い出せない。小学生くらいの時は毎日が楽しくて、悩んだり落ち込んだりしていなかったと思うけれど、思春期になったころから、浮き沈みが激しかった気がする。
他の人の普通がわからないけれど、私にとっては悩むことの方が多い人生だな。毎日悩まずに穏やかに過ごせれば良いけれど、生きづらさとか苦しみの中で折り合いをつけていくのが人生な気もする。
生きづらさや苦しみを対処してく過程で出会う、自分にとっての救い（考え方・価値観・人・趣味・逃避先などすべて）を見つけたり、選んだりすることが成長だと思っている。
逆に息苦しさとか辛さとか、悩み、不安で眠れない夜がなかったら、自分は透明になるかもしれない。頑張ったり、あがいたりすることもなく、何もしない自堕落な人間になり果てるのかな。
それはそれで怖いね。今よりましかも。
もしかすると、生きづらさとか苦しさに悩み続けていることこそが、その人の価値かもしれない。私にとって大切な人が悩んだり、あがいたりしているときは、そういう弱い部分こそを愛してあげたいし、少しでも手助けしたりしたいな。
無理に「普通」を目指すのではなく、自分のペースで進んでいく。幸せの絶頂であり続ける人たちが取りこぼす小さな幸せを掬い上げられる人になりたいな。
本やアニメなどのコンテンツから得られる他人の考え方は、自分が悩んだ時の1つの選択肢になりえる。さまざまなコンテンツを摂取する中で、自分以外の人生を手に入れる行為は案外好きかもしれない。
いろいろな人の考え・価値観がまじりあって、私の中の答えができあがる。私はひとりじゃないから大丈夫だ。
