セミナーを受けたり、誰かと対話したり、本を読んだり
そんな時に、質問や疑問を聞かれて困ることがよくある。
学生の頃に、「1人1つ質問を考えるように」と先生に言われるたびに、当てられないかビクビクしていた。
「質問ある？」といわれて、「ないです」と答えるしかない自分を責めていた。
何かパッと思いつけばいいのにと。
あとは「一言」を求められるのも苦手だった。
ああいう時にぱっと、良い言葉を伝えられる人が心底羨ましかった。
最近ではそれを少しでも改善するために、忘れてしまうような些細な疑問や感想をメモするようにしている。
「あとで深く考えたいな」
「調べてみたいな」
「より深く知りたいな」
とくに、一つ目はこのエッセイのネタになることが多い。
相手の意見を聞きたい時はその場で質問する。
ネットで調べられるようなことは、時間がある時に検索してみる。
こうすることで、いままでよりもより理解が深まる。
自分の中の些細な変化を書き留める。
分かったようで、分かっていないことも多い。
せっかくなら、より濃いものにしたい。
単語でも文章でも、あとで自分がわかるように残す。
意外と調べたりすることで、頭に残りやすいものだ。
