人と同じように生きるのは難しい。
みんなが好きなもの、欲しいものが、欲しくなかった。
魅力を感じなかった。
学生の頃は、そんな自分に気づかないふりして、みんなに合わせていた。 それが当たり前だと思っていた。
大人になるにつれて、みんなと同じようになると思っていた。
常識や普通というマニュアルに従って、違和感や疑問をかき消して、自分の感情に蓋をする。
自分のバランスを保ちながら、それを何十年と続ける。
それってしんどいこと。
自分じゃないみたい。
せっかく持っている自分の感性や個性がなくなってしまう。
それに気づいてから普通の人間になるのは諦めた。
けれど、そうしたからこそ本当の自分でいられている気がする。
自分だけの人生を歩めている気がする。
普通じゃないのは大変ではあるけど、楽しさは無限大。
せっかくなら自分らしく生きたい。